2011年8月23日火曜日

ブレーキについて・・・

なんとはなしに、最近ブレーキについてぼんやり思うことがあります。
それは、特にボクスター以外のクルマに乗っているときが多いです。
専門的なことはわかっていませんが、私はこれまで雑誌の受け売りで
ブレーキってやっぱポルシェがサイコーなんだろうなぁ・・・と思っていました。
ボクスターに乗る前までは。
そのサイコーの意味を取り違えていることに、ポルシェに乗って気づいた次第です。



それまで、ベンツは良く止まる、いや欧州系車はやっぱ違う、などと人伝えには聞いていて
そんなものかなーと思う程度でしたが。
ちょこちょこ国産車で走り回っている頃(ずいぶん昔ですが)、パッド交換したりしていましたが
多少のフィーリングが変わったことはわかっても、限界近くでの挙動についてはあまり気にしていませんでした。
そういえば、フルブレーキ時点でクルマが揺れてたなぁとか、フェードの兆候があったなぁとか
そういう過去の経験がボクスターではまだ味わえていません。(ポルシェはそんなレベルではないから当たり前だろ!)

数年前、ドイツ滞在中アウトバーンを走行中、それまで160-170km/hで流れていたクルマの列が
一気に停止状態になったことがありました。
そのとき運転していたのは、BMW E91 335iでしたが、サーキットや峠ではこの速度域からのブレーキングはほぼ普通にあることだと思います、ところがこのときは、走行中のクルマの流れが一時的なスピードダウンなのか、前方で車線変更したクルマが割り込んだせいで、車間を保つためだけの
ブレーキなのか(実際数回40km/hまでペースダウンし再加速を繰り返していたので)なかなか判断つかないまま、おーっと!今回はストップかい?という状態で、まさしくブレーキングをコントロールする必要があった訳です、停止直前は多少ステアリングを左右に振り、最悪の事態が頭をよぎりました、ただ当たっても重大な影響まではいかない速度域まで落ちていたので”コツン”程度で済むかなとも思っていました。
結局接触は免れBMWのブレーキに感謝(最後の数十メートルでABSが効く程度)していた訳ですが。ただ、停止直後ミラーに移った後続車のAudiが見る見る近づいて来たのは恐怖でした。
何事も起きなかったのは幸運でしたが。

そういうことがあったとしても、それでもポルシェのブレーキ・・・ボクスターに乗れば乗るほどその信頼度が増すばかりです。
正直、ポルシェのブレーキはすごい!はずだ・・・の意識で乗り始めた頃は、意外と”あれ?”っという感じでしたが、本当に乗れば乗るほど今の自分のレベルでは、純正(しかも黒キャリパーです)でもまず十分。パッド交換の必要性を全くと言っていいほど感じていません。
一方知っている限りの国産車は、踏み始めにガツっと効くタイプが多いですね。このブレーキングへの味付けの仕方の違いにも、ブレーキをコントロールする、できるという発想と、まず効かせるという大きなコンセプトの違いを感じます。
ブレーキをコントロール出来る、のはブレーキだけの仕事ではなく、バネ下の重量、タイヤ、シャーシのバランスのトータルでのなせる技なのかもしれません。
まだ経験したことのない、PCCB・・・ポルシェより良いと聞いたことがあるフェラーリのブレーキなど
いつか体験してみたいものです。