2011年11月27日日曜日

ボクスター入院・・・

先週の日曜に、久しぶりの走りを堪能した後。
その日の午後、所要で町中を走っている時に、そのノイズがはっきりと
してきました。
数週間前から少々気にはなっていた、アイドリング時に聞こえるエンジンノイズ。
私のつたない表現力では、言い現わせないような、カラカラともサーともカーとも
(ホント幼稚な表現でスミマセン・・・)つかないようなノイズです。
さらに、しっかり聞こえてくるその音が、確実に大きくなっている・・・ような気が・・・します。 
・・・ IMSベアリングか?・・・ このまま行ったら、ベアリングハブのガタつきから、ベアリング破損
その結果インタミディエイトシャフトがガタつき、クランクケースからバルブ破壊し、エンジン全損で200万?!・・・

インターミディエイトシャフト・・・てか、それを止めているベアリングとナットの耐久性の問題とも言うべきでしょうか。

この問題はポルシェを乗る方には、特に2009年で直噴になる以前のタイプに乗る方々には
大変気になる、有名な問題としてネットや雑誌などにたくさん掲載されていますね。
ボクスターに乗り始めてから、表面的な情報はネットなどから得てはいましたが、発生率や
対象の年式などから、それほど心配することでもないのかな? くらいに考えていました。
2006年からは問題の元となる、シャフトを保持するベアリングのナットが22mm製に変更になっているようです、またベアリング自体もMY97-99のデュアルタイプ(ベアリングボールが2列になっているタイプ)からMY02-05のシングルタイプへ変更になり(MY00-01はその両方が使用されているようです)、さらにMY06以降はさらに大きなベアリングと変更改良されているようです。

私が参照したサイトでの分析では、その原因としてベアリングの劣化とナットの耐久性のようで、ベアリングの劣化はオイルに含まれる微量の水分による影響とか・・・ そのため、こまめなオイル交換が症状を遅らせる手立てになると。
ポルシェ推奨であるMobil 1以上の粘度のものをこまめに変えることと、交換時オイルフィルターに
微量の鉄粉またはプラスティック粉などが見られた場合、初期症状が現われていると見ることができるとのようです。

今日現在で、私のボクスターがIMS関係での問題になっているのかは不明です。
とりあえず、PCへ入院、約2~3日かけて点検・整備をしてもらうことになりました。
メカニックの方のアイドリング音を聞いた印象では、IMSでの音とは違うような、ベルト類が
あたっているように聞こえますが・・・まぁ見てみましょう とのことでした。

コールドスタートですが、このような音です。

エンジンスタート直後はそれほど目立ちませんが、0.06あたりからガサガサ音が際立ってきます。
そのガサガサ音はカメラをあちこちに向けても、常に聞こえていて、吸気ダクトそばでも吸気音
もありますが、ザラついたノイズに交じりところところでカラカラ音も交じってます。

これはまさに衝撃的な映像です。早々にPCの点検・整備の結果が聞きたいところです。

Catastrophic failure 010.jpg

http://www.lnengineering.com/failedtensionerblade/slides/Catastrophic%20failure%20010.html

2011年11月20日日曜日

Sunday Morning Drive

前回のブログから、またまた相当日にちがたってしまった。
10月後半から、タイ・アユタヤ地域に端を発した洪水による影響で
またまた部品供給問題が深刻化、3月の大震災以上の混乱になってしまっている。
バンコク周辺には、一般報道にもある通り、多くの日系メーカーの工場があり、
その中でも自動車部品に関連するメーカーがひしめき合っている。
中でもグローバルシェアの40%、60%など高い比率で部品を生産しているメーカーもあり、
水没して全く生産できなくなったことから、サプライチェーンの大元が断たれてしまっている。
そんなこんなで、またまた自動車の生産に多大な影響が及び、昼も夜も土日もない状態が続いている。
まだ落ち着いてはいられないものの、ようやく、この朝の時間がもてるようになった。


向かうは、やはりいつもの好きな場所、一気に駆け上がりいつもの休憩場所のいつもの場所で写真を撮る。

今日は暖かい日なのだろう、ボクスターの外気温計は5.5℃を表示している。あたりはすっかり
紅葉を終えた木々が静かにたたずんでいる。
いつもの自動販売機で同じ缶コーヒーで一息つく。前回来たときは、アイス用の缶コーヒーが温まって出てきて、なんだこりぁ?だったが、今日はちゃんとホット用のが出てきた。

クルマに戻りながらフロント一面が黒ずんでいるのに気がついた・・・ん?
よく見ると、虫がへばり付いている!
どぉー!!!・・・キモチ悪っ!

あまりの久し振りさに、途中高速道路にいた?であろう
虫たちを無理やり?連れてきてしまった・・・




この時間帯だからか、一般車両が少ない、というかいない。ただ、路面が完全ウエットなのと、すでに交換時期に来てしまっている後ろのタイヤが時々ズルっと行くのに気を使う。
すでに、積雪もあったのか・・・


スポーツエグゾーストはその快音を2,000rpm超えたあたりで一度抑えたあと、再び3,000rpmから吠え始める。

その先4,500rpm以上ではスポーツエグゾーストもノーマルもほぼ変わらない音を奏でながら、2速、3速、4速、そしてまた2速と繰り返しながら自分だけの時間と自分だけのステージをゆっくりと味わいながら進んでいく。

この音はいつまででも聴き続けていたいほど、心地いい。1速、2速で一気に回転が上がるときよりも3速、4速でゆっくり回転を上げていったときの音は大好きだ。
トンネルの中では敢えてシフトダウンして、3速3,000rpmからの音を楽しむ。


折り返しの途中、一般車の後をゆっくり流しながら、ふと見つけた景色に思わず眼が留まる。


静かな日曜日の朝