PORSCHE BOXSTER: 春の訪れ・・・

設定目覚まし時刻から遅れること３０分　ド━━━(゜ロ゜;)━━ン!!
ボケボケしながらキーをひねる。

ぶぉーんといつもの挨拶で、高めのアイドリング、少しづつエンジンの各部所を温めていく。
ゆっくりと走りだす、タイヤひとつひとつの動きを確かめ、サスペンションの上下動を感じながら。

天気は最高に快晴、日本の青空はあまり青くない・・・と自分では思っていた、カリフォルニア・ナパバレーの抜けるような青空や、スイス・オーストリアのアルプスでの青空も深い青だった。
単純な言い方だと、濃い青、だから日本の青空はちょっと薄め？と思っていた。

多分それは他の景色の色とのコントラストに影響されているせいなのかもしれない。
いずれにしたって、今日は本当に素晴らしいコントラスト・景色だ、こんな素晴らしい景色がみられるなんて幸せだと、久しぶりに思った。

まだ、路肩や路側帯にはユキ・雪・ゆき・・・
気温は-2℃、下界は4.5℃くらいあった、でも風がなければそれほどでもない。この場所でこの気温は逆に意外かもしれない。
途中、路線バス＆一般車両にひっかかり、いつもの休憩場所で一休み。

ここ、路線バスも通るんだ・・・
上った先にバスの停留所が見え先ほど走っていたバスがその日の一番の出発時刻を待っている。
そりゃ、そうだよな。
と、横目でやり過ごし、さぁ、下りだぁと気合を入れなおす。
上ってくる一部に残雪＆凍結個所があったので、それなりの注意を払いながら・・・

運良く、下りは１台もクルマがいない、自分のペースで、ひとつひとつの動作を確認しながら、
基本に忠実に、ステアリングを切る直前までしっかりブレーキング。
ほとんどが、２速でターンするコーナー、キュキュっとブレーキングでタイヤが鳴る。
下界に近いタイトターンでは、路面が荒れている個所があり、おそらく数ミリ程度
左右のフロントタイヤが跳ねている、そして路面に接地しながら鳴いている。
その一瞬を味わいながら、ペースを落としていく。