2012年5月20日日曜日

良い天気と、出会いと、ボクスターにカンシャ!

朝ほぼ予定の時間通りにボクスターのイグニッションをひねる。
ごくごくたまにクランキングで火が入るまで時間がかかることがある。
が、今朝は一発で目覚める。

途中の高速道路では既にこの時間でも、これまでより明らかに交通量が増えている。
86峠セレクションで最近4位に順位が落ちた・・・峠を数台のバイクを追いかけるように、
駆け上がり、トンネルを2つやり過ごし、今日はドライになっているであろうステージへ向かう。

気温は既に10℃を下回り、少々厚めに着込んできたことにホッとする。


久しぶりに踏んでいく・・・
途中まで先行していたクルマが左折して外れていくのを見ながら、また踏んでいく。
静まり返った山間、道路脇の木々達にボクスターのスポーツエギゾーストが響く。
何度も何度も繰り返し納得していても、更に繰り返し聞き惚れるそのサウンド、しかもライブで聞くそのサウンドは本当に素晴らしい。


3,000rpmあたりでの太い音が4,000rpmからピッチをあげ、よりかん高い音へと変わっていく。
本当にいつまででも聞いていたくなる。
峠の頂上付近にあるトンネルを抜けると下りが続く、先週はまだ雪が残っていたトンネル出口付近では2つのシフトダウンによるブリッピングがトンネル内に響き渡る。
さすがに今日は完全ドライだ・・・気温は5度、でも先週よりは遥かにましなコンディション。


どこまで行ってみようか・・・
これまでよりは遠くへ行ってみよう・・・と、また踏み込む。
ここは県境であり、他に帰るルートは来た道を戻るしかない、だからいつもどこかまで走って、そこから引き返している。


だいぶ降ってきたところで、クルマを停める。
しばらくボクスターのアイドリング、時々さえずる小鳥の声、どこかで流れている小さな水の流れる音を聞きながらドライビングポジションからは見ることのない、景色を見回してみる。


素晴らしく鮮やかな新緑に囲まれていることに気づき、はっとさせられる。

徐々に一般の交通量が増え始めてきた、目の前を通り過ぎたクルマより間隔をおいて、また来た道に戻る。
直ぐに、先ほどやり過ごしたクルマに追いつき、しばらくそのペースでクールダウン、ルームミラーには徐々に追いつき始めた1台のクルマが・・・
必然的に3台連なって、しばらく走ることに。いままで降ってきた道を登り、登ってきた道を下りはじめる。
最終的に、後続車と2台でしばらく下りのラインを楽しんだ後、いつも缶コーヒーで体を温める駐車スペースに入る。



どちらともなく、話を始める。こういうのは何度あっても、非常に楽しくてうれしい。
先を急ぐとのことで、本の数分程度しか話ができなかったが、自分にとって時間の長さよりもその瞬間を共有できたことの喜びは大きい。


今日の素晴らしい天気と、うれしい出会いができたこと、久しぶりに気持ちよく走れたこと全てに
ありがとう。


また・・・

0 件のコメント: