2011年10月8日土曜日

一通のハガキから

それは、うちに届いた一通のハガキから始まりました。

差出人というかわりに発送元となっている個所には国土交通省自動車局整備課・・・
3つ折りになったそのハガキは、よく銀行などから送られてくるそれのように、軽い粘着
2ページが張り付いたもので、プライベート部分が外側から透けて見えないようになっている。

なかを開くと、そこには ”自動車の定期点検整備のご案内について” というタイトルでの
記載と自分のボクスターの登録番号、受験日が書かれている。


そこに書かれている内容は、車検を受けた際点検整備が実施された確認が出来ていないので
定期点検整備を実施してください・・・というもの。

要は以前法定1年点検や2年点検と呼ばれていたことを指しているらしい。
これらは法律で執行義務を定めている訳ではないものの、当然実施されるべき内容。
普通は新車でクルマを購入すれば、そのディーラーから案内のくるものですよね。

それほど心配はせずに、とりあえず車検をお願いしたこのボクスターの購入先ディーラー
の担当の方に問い合わせ。
そんなハガキなんて、見たことも聞いたこともない、もしかすると新手の怪しいモノかもしれないので
ほうっておいた方がいいとのこと。

んーやっぱりそうなのか、でもよくよくハガキを見ると、そんな作り物のには見えない。
とりあえず現物確認だと、その営業担当へFaxで送ってみる。
すぐ電話があり、んーよく出来ているようですが、国交省なのに私書箱なんて使うはずがないと
やはり、こちらからコンタクトするのもやめた方がいいとのこと。

うちに帰って、ボクスターの整備表をチェック、ん?2年点検の記録なし・・・
5月のスプリングチェックの記載まで、確か車検は6月だった、あれ?

購入先の外車中古ディーラー発行の請求書明細を引っ張り出して確認する。




おー、ちゃんと24か月定期点検整備と書いてある。一応やったんだよな・・・どこでかはわからないけど・・・
でも、点検記録がない・・・でも、ちゃんとその分払ってるし・・・



地元の陸運局に確認してみると、国交省がそういうハガキをだしているとのこと、それは車検受付時に通常であれば、定期点検記録も一緒に提示されるものだけれども、なんらかの理由で定期点検記録だけが提示されていない方々へハガキを出していると。

え?あれ?ん?うち・・・も?

さーて、ここから更に、消費者センター、警察、陸運局、国交省、そして今回の主役である外車中古ディーラーとのやりとりが始まるのです。

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